MacBookの容量を気にせず使っていると、そのうちストレージがデブ化していくものです。動画編集なんかにハマっていくと見る見る使用可能な容量が減っていくので定期的な整理整頓が欠かせませんよね。
そこで自分の持っているMacBook Proを例に無駄を削減して、どれくらいの容量が確保できるか実際にやってみました。ちなみに事後なので最初の状態がどうだったかということについてはスクショが存在しないことも多々あるのでご了承ください。
MacBookのストレージを確認するとどのファイルがどれくらい容量を圧迫しているか確認することができるので、まずはそこからがスタートとなります。この機会にストレージ断捨離をしてみてはいかがでしょう。
スッキリしますよ!
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画像や動画のファイル
普通に暮らす上でMacBook Proを使うとしたら512GBくらいの容量があれば十分だと思っていたのですが、動画を編集するという趣味を身につけてしまった固めにGoProや一眼、iPhoneなどの動画や写真を取り込んで溢れているような状況です。
編集してはアップロードを完了し、邪魔なものは削除するようにしています。自分では気をつけているつもりでも結構前に作った動画のファイルやスライド素材なんかが色んなところに放置されている状況。塵も積もれば山となるって言葉が示すように、一見どうでもよさそうな小さい画像や動画の切れ端みたいなファイルが5000個くらい集まったら数GBにも膨れ上がります。
特に画像や動画はファイルサイズが大きいのでMacBookの容量を確保しようと思ったらまず最初にこれらの不要なファイルを片っ端から消去していくことでストレージが結構確保できてしまいます。
私はFinal Cut Pro Xを愛用しているのでソフトに取り込んで動画を作っているうちにFinal Cut Pro X自体がおデブになっていたりします。生成されたプロジェクトファイルを定期的に消去するだけでもかなり違っていますので、Final Cut Pro Xで動画を編集しはじめて急にストレージが圧迫されるようになった場合はレンダリングファイルの削除をしてみてください。
この他にもキャプチャ動画を作っていた時期があったので、Camtasiaというソフトの不要なプロジェクトファイルもまとめて削除しました。編集が終わって書き出しているのにいつまでもプロジェクトファイルだけを大事そうに持っていても実際に使わないものです。本当に必要な場合は外部のHDDやSSDにバックアップして消してしまいましょう。
一眼のデータをいつまでも大事そうになぜかデスクトップに散乱させている人もみたことがあります。とにかく思い出を残しておきたい系の人らしく、一眼で撮影してはMacBookにとりあえず全てを保存して、面倒だから整理しないという悪循環で見事にストレージをパンパンにしていました。
一眼のデータは1枚で2MBとかあるので放置するとかなりかさばりますし、8〜9割は満足していない出来の写真が多いものですよね。サムネイルでどうみても失敗なものは最初に消すようにしておきましょう。これは大事だというものや作品候補は避けておいて全て消すとかね。
各所に散らばった不要なファイルやフォルダ
総合的に見ると大したことはないのですが、とにかくよくわからないいつの間にか生成されたであろうファイルやフォルダもまとめて消していきましょう。何かのアプリの書き出し先かどうかは確認したらわかるので、意味不明で大量にあるものはまとめて捨てます。
容量的には1GBとかになることは少ないはずなので一見放置でいいように思えます。しかしながら余計なものなので目に入るだけで情報の取捨選択の邪魔になりますし、本当に必要な物を探すのに手間取ったりするパターンがよくある。時間のや手間のストレスを考えるとこれらも消去しておく方が断然良い。
整理する前はどれだけGoProって名前のつくフォルダがたくさんあったか(笑)
もう使わないと断定したものは全て消す
もったいない病に近いアレです。
いつか使うかもしれない、そのうちやろうと思っている、とりあえず置いておく。これらはデスクトップが散らかったり容量が無駄に圧迫されてストレージが足りないと嘆く人に多い思考パターンだと思います。パソコンだけじゃなくて部屋も同じですけど(笑)
断捨離は思い切りが必要で、そのうち使うかも…なんて考えていたところでほぼ使わないことが9割以上です。もう着ない服をいつまでもタンスに保存しておいても着ないものは着ないし、1回だけ着て終わりの服だってありますよね。
パソコンのファイルも基本的に同じ考え方なので、ダウンロードしてインストールしたソフトが1回しか使われないで終わるなんてことも結構頻繁にあるものです。動画や写真のみならず、ソフトウェアもできる限り不要なものはアンインストールした方が動きも早くなりますからね。特にMacを立ち上げた時に同時に起動するソフトは動きを鈍らせますし、複数あると本来のはやさを体感することができなくなります。
てなわけでAdobe CCも使っていなかったのでこの機会にさよならすることにして、iMacの方は初期化してやりました(笑)
Windowsを使っていた時も最初にメーカーがインストールしているソフトは勝手に立ち上がるので重くなる要員の1つでした。
それらを消去することでなんとかロースペック時代を生き抜いたもんです。ハイスペックPCを持っていても不要なソフトが動き回っていてはどうしても遅くなるので使わないものは極力消してしまいましょうね。良かれと思って入れたソフトが邪魔をしてるなんてこともよくあります。
iOSのバックアップファイル
iPhoneなどのバックアップって知らないうちに複数箇所で行っている場合があって、それがまさに私でした。しかも最近のiPhoneって128GBが普通になりつつありますよね?その128GBを全部使っていたとして、PCにバックアップしたら一体どうなるでしょう?
…そうです。そのままMacに128GBを押し付けているようなもんです(笑)
最近のiPhoneが大容量になったのはやはりカメラで気軽に撮影して記録できるからに違いないのですよね。他にもゲームなんかのアプリのサイズが大きくなっていて、もう昔のゲームがiPhoneで楽しめてしまうなんて当たり前の時代。そりゃ容量も食います。
そしてパソコンを複数台持っていると、どれでバックアップしたっけ?みたいな話になって、最終的に色んなPCでiPhoneやiPadのバックアップをするようになります。歴代iPhoneのデータがそのまま残っていると何十にもストレージを圧迫することになると考えたら恐ろしいですよね?
iOSのバックアップは1つまとめておきましょう。
MacBookのストレージが2TBとかあるんだったら別に気にしなくてもいいかもしれませんが、メインのデスクトップの方が大概は容量が大きいものです。自分のMacBookが512GBなことを考えると、そこにiOSのバックアップを取るのはストレージの無駄遣いだと思って削除しました。
これだけで約86GBも削減できたのでありがたいもんです。これからは確実にメインの方にバックアップをするようにします。(iCloudだと毎月課金しなければどう考えてもバックアップできないからiCloudは使わない派)
MacBookストレージの削除祭りで150GB容量を確保
結果的に私は合計で150GBほどMacBookのストレージを最適化することに成功しました。
ほとんどがGoProやiPhoneの動画と写真。あとはキャプチャ動画など自分の仕事関連だったのと、盲点はiOSのバックアップファイルが約86GBも貴重なストレージを占領していた事実が発覚しましたね。これが低容量のMacBook Airで起きていたらと考えると悲惨であります。
整理整頓をせずに、いつもそのば凌ぎで容量を確保しているオッサンは結構います。仕事で他人のPCの容量やデスクトップを見る機会も結構あって、どう考えても1TBを余裕で使い切るような仕事や趣味を持っていない人がストレージ問題で悩んでいる場合は勿体無い病もしくは無知なだけ。
作った作品は外部ストレージに保存して、使った素材でどう考えても不要なものは捨てるようにしないと動画や写真を扱う人はすぐにパソコンの容量を圧迫しがちです。特に無頓着で他人任せな人ほどね。
自分の仕事道具は定期的に整理整頓してあげましょう。その方がPCの動作が早くなることにつながりますし、あなたの作業効率も間違いなく上がりますからね!
そして最後にゴミ箱を空にするのをお忘れなく!
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